【元整備士解説】女性が自分でタイヤ交換する話

北海道に住んでいると、必ずタイヤ交換が必要になります。

車を買った最初はお店にお願いしたものの、1回2千円近くかかり、

年2回タイヤ交換をするので1年で4千円近くの出費です。

自分でできたらいいですよね。

ここ10年近く自分でタイヤ交換しているので、その話をしたいと思います。

目次

タイヤ交換(夏→冬)

まず、車を平らい場所へ移動し、エンジンを切って、サイドブレーキをかけます。

サイドブレーキをかけないと、タイヤを上げたときに勝手に車が進んでしまうことがあり、怪我の原因になります。

必ずサイドブレーキはかけましょう。

写真では砂利や石のある場所でやっていますが、おすすめしません。

雨が降ってて当たりたくなくて、屋根のあるところでやったらこんな場所だったのですw

作業場所はアスファルトやコンクリートの平らな場所をおすすめします。

次に交換するタイヤと道具を揃えます。



準備が終わったら、交換するタイヤのナットを少し緩めます。

ジャッキを設置します。



ジャッキをかける場所には写真のように目印があります。

この凹みの間にジャッキをかけます。

ジャッキを設置したら、車体を上げます。

上げすぎると不安定になり危ないので、必要な分だけ上げます。

上げなさすぎると、タイヤが外れなかったりします。地上から1〜3cmを目安に上げます。

タイヤは夏タイヤより冬タイヤの方が大きいので、夏から冬に変える場合は気持ち高めに上げます。

上げ終わりましたら、両膝でタイヤを押さえながらナットを外していきます。



ナットが全部外れたら、タイヤを押さえながらゆっくり膝を外して丁寧にタイヤを外してください。

この時車体側についてるネジにガリガリ当たってしまうと、ねじ山が潰れてしまうのでねじ山に当たらないように気をつけて外します。

タイヤが外れましたら、新しいタイヤをつけます。

ここでもガリガリねじ山に当たると良くないので、慎重にタイヤをはめます。

ハメ終わりましたら、車体側とタイヤをピッタリ合わせてナットを手締めしていきます。

タイヤの穴にネジが中央に来るように合わせてください。

この時も両膝を使ってタイヤを押さえておくといいです。

ナットを手締めしたら工具を使って、少し絞めます。

ガタがなければ、ジャッキを下ろします。

ジャッキを下ろすときはタイヤの下に何もないことを確認します。

手で確認せず、目で確認します。もし何かあって取りたい場合は工具か何かを使って取ります。

タイヤの下に手を入れたくなりますが、もしものことを考えて、車体に踏まれてもいいものにします。

下ろし終わったら、工具を使って増し締めします。(増し締めとは適正な力加減でナットを締めることを言います)


増し締めの順番があり、対角線で締めていきます。

ここの力加減は、トルクレンチを使うか、タイヤ交換に慣れている人と確認することをおすすめします。

力一杯絞めてしまうと、ねじ山が伸びてしまったりしますので、適正な力加減で絞めます。

これで1本目のタイヤ交換が終わりました。

同じことを後3回やります。

タイヤを変え終わったら、タイヤの空気圧を測ります。

これは、近くのガソリンスタンドで無料で貸し出しているものをお借りしました。

タイヤの空気圧は運転席のドア付近にシールで表示されています。

車によって表示されている場所が異なりますので、ご確認お願いします。

最後にワイパーも変えて、タイヤ交換終了です。

おわりに

私は前職が、車の整備士で

事務に行ったりもして約12年整備してきました。

整備士だったからタイヤ交換ができるというのもありますが、

整備士じゃなくてもやり方さえわかれば、

女性でもタイヤ交換できると思っています。

でも最初は怖いと思いますので、自信がつくまでは経験者とともに

タイヤ交換すると安心ですね。

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この記事を書いた人

夫と幼稚園児の息子2人と4人で自給自足な暮らしをしています。
家は街中にある普通の一軒家なので、電気、水道、ガス全て契約していますが、その中でも自給自足的生活をどれくらいできるのか実験しているところです。
節約を意識するより自給自足を意識した方が私は心が豊かだなぁと感じています。
意外とできることがたくさんある自給自足ライフ、これからも楽しんでいきます☆

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